アーシング!?

 

 ただ今、です。エンジンオイル交換してかなり始動性はアップしました。
でもね、たまに!あくまでたまにですよ!寒い日にセルで掛からない日があるんです。
その時は必殺押し掛け!!一発で掛かるんでオレは問題は無いんだけど、やっぱ一発で始動したい!

あと、アイドリング安定までがなんか時間が掛かる。そこでアーシングとかいうものがいいといか言う噂を小耳にはさんだので、してみることに。

 でもアーシングは賛否両論(^^;;市販品でかなりの効果があった人はあんまいないみたい。
プラシーボ効果はあるみたいですが。あと、あんま何でいいのかとか接続箇所がどこがいいとか、なんでかわかりません。

 じゃ、なんでか考えてみよう!で自作or使えそうなものを探してみます。理系なんで自分でやってみないときが済まないw
(物理、電気を専門に勉強していないので間違いあると思います、
指摘・指導大歓迎
バリオスU(B1)についてですが、配線が年式によって変更されているので自分の配線図を確認アレ

アース

バイク用語で使われるアースとは、俺が理解している範囲では、家電やパソコンとかについてるアース線とはあんま関係ありません。

昔習いましたよね?電気って電池の+極からでて電球通って−極に帰ってくるんだって。回路が輪っかになってないと、途中で切れてたりしたら電球がつかないんだってね。

 
バイクでも同じ♪バイクでいう電池ってバッテリーのことで、バッテリーの+極からでた電気はヘッドライトとかウインカーを通ってバッテリーの−極に帰ってきます。+極からでた電線が、途中で切れてたらコレまた電気つきません。そう、ここでいう、ライトとかを通過した電気がバッテリーに帰る方の線をアース(線)と言います 

   
からー

カワサキ車に限って言えば、アース線の色は/です。つまり黒い線に細い黄色のラインが入ってる線のことです。他会社は色が違います。

   
アーシング

でこのアース線。そのままバッテリーに帰れば問題ないのですが、なぜか一部の線はボディーアースといって、バイクの車体フレームにつないでそれでもってバッテリーに帰しているみたいです。経費節減でしょうか?配線の簡便さでしょうか?

理由はわかりませんが、とにかくフレームは銅線ではないし、電気の伝導効率が良くないので、コレを銅線でバッテリーに帰してやれば、電気の流れが良くなって元気出るんじゃねぇか?ということです。コレがアーシングといいます。

効果は、電気の流れの最適化により
ライトの光量アップ・アイドリングの安定・低速トルクの向上・始動性のアップ
などがうたわれていますが、大して期待はできません(爆)むしろ日常整備で直せることが多いかもw

   
接続箇所は

ここは、まだ研究中!ですが、まず、ボディーアースされている箇所をバリオスU(B1〜6)の配線図とにらめっこしてみると、、、

・スタータモータ付近
・油圧警告灯スイッチ付近
・オタルネータのニュートラルスイッチ付近
・サーモスイッチ付近
・イグニッションコイル付近

が今のところ確認されました。そのほかは正常にアースを取って直接バッテリーに向かっています。線は細いですが。でもとにかくこの付近が接続箇所になるであろうと考えられます。

他に
・各シリンダーのインシュレータ部分
・ホーンステーなども取るとよいそうです。
本当かどうかわかりませねんが。まぁ高いもんじゃないのでためしてみましょ。 

   
どんな線使うの

銅線ならどんな銅線でもイイのかっていうとそうではないです。理由は省きますが短くて太い方がいいです。
じゃ太ければ太い方がいいのかというとそうでもない。現実問題、加工とか、スペースのことを考えれば程々に。
 
実際純正は0.75sq〜1.25sq当たり(sqは電線の太さの単位)で、+線が流れてるんだからアース線も実際はそれぐらいで十分です。
+線より太くてもほとんど意味はありません。流れる電流は変わらないので+も太くすれば意味はありますが(x。x)゜゜

 ということで俺は、ちょい太いぐらいの2.0sqを使います。よく曲がるし、加工も配線もしやすいので。まぁあとは好みです。ぶっといのがお好きならそちらをドーゾ。気持ちの問題です(爆)効果はありません。断言します

あとは長さですが、短ければ短い方が理想ですが、最短距離めいいっぱいピンと張ることともできないし、これもほどほどで。それよりもどっかに引っかかったり、引っ張られたりしてちぎれたりしないことの方がよっぽど重要です。

   
疑問点

@むしろアーシングせずに、ボディーアースされている線を直接延長してバッテリーに帰した方がよくないか?
というのもボディーアースは伝導効率が悪いならする必要はなく、すべて銅線でまかなえばいいはず。その方が効率いいはずだし。でもいろんな参考書を見る限りそうはせず、その付近のフレームや、ボルトに銅線を接続して戻している。一部はボディーアースのための配線が伸びていないもの有り。

A:@に関してそもそのメーカーはなぜボディーアースを用いているのか?
それこそ家電製品のみたいに過電流などの防止?ならば、直接@のようにするのはあまりにも危険。バッテリーやイグニッションコイル・スタータモータ付近ではかなりの電気(電流?電圧?電気量?)が発生しているので。

解決策として→ボディーアースされているところは共締めで帰す。つまり元から付いてるアース線を取り外さず、共締めする&ボディーアースとアース線を兼用するようにします。
つまりアース線だけでまかなうのは危険が伴いそうなので止めときます。
どっちにしろアース線の方が優先して電気は流れますので

   

1/22

 途中結果

 

1/22に実験的にアーシングをしてみました。安全&できるところで。
ちなみに使用したのは
・エーモンの2sq赤色ケーブル5m
・エーモンのクワ型端子セット8φ(8φはでかすぎた。6φの丸形で十分)
でもって今日やったのは
 

イグニッションコイル付近ボディーアースと共締め

 スタータモータ 

でもってバッテリーには

こんなかんじで共締めしておきました。長かったため余ってます。まぁ短いよりはいいだろ♪(^^ゞ

完成図はこんな感じ

でもって結果としては始動性がアップしたような気がします。
ちなみにボディーアースの方も気持ちメータ球とヘッドライトが明るくなった気がします。
でも何も知らず高い市販品を買うよりも勉強できてよかった

 

今後の予定として、ボディーアースの方を結合していろんなところから取っていこうかと考えてます。あんまりたくさんアース線が流れてもじゃまなので。
あとはホーンステー部分、各シリンダーのインシュレータ部分でしょうか。これはスペースが狭くてかなりきついです。

   
 結論 意味ナシ!!気分を味わいたい人はオススメ。
 
参考 サービスマニュアル
エーモンHPなど