他細かい整備の方法とか

ワイヤー調節

調節の基本方法
アクセルワイヤーなどワイヤーは使っているうちに伸びてきます。伸びっぱなしじゃよくないのでそれを適正な長さに調節してやろうという話です。ちなみに基本的にワイヤーってものはステンレスのワイヤーでできていて周りをプラスチックかゴムのあいのこみたいなのが包んでいます。
ワイヤーは伸びてしまったら実際問題、元の長さまで縮ませることはできません。
じゃぁ、どうすんべか?という話で重要なのがワイヤーの周りに付いているカバー。
このカバーの長さを元々より長くしてやることによって、ワイヤーの伸びとあわせて、結果的にちょうどの長さにしてやろうというものです

   

 チョークワイヤー

チョークワイヤーの調節箇所は一つしかありません。それがココにあります。わかりますかね?タンクをはずして、ハンドルの真下当たりですね
 でもってどうやるかというと、写真の左側の赤丸にあるのがロックナット、右側の赤丸がアジャスターです。
まずは、ロックナットを緩めてやります。じゃぁアジャスターが動くのでそいつを、動かしてやれば調節が出来ます。
アジャスターを写真で下方向に動かしてやればワイヤーカバー自体が伸びていることがわかると思います。つまりチョークワイヤーが伸びてきたらこの方向に、カバーが長くなる方向に動かしてやればいいのです。あとはその一までロックナットを締めてやればもう動かないのでOKです。

じゃどこまで緩めたりしてやればいいのか?というのがありますよね?
それは左の写真の範囲(=遊び)が、2mm程度になるようにしてやればいいです。それでもって終了です。いけましたか??
うまく写真が撮れなかったんですが、このタイコとストッパーみたいなのの間です。奥行きが2mm程度

※正直なところチョークワイヤーって頻繁に使うもんでもないんで伸びることはほとんどありません。気になるのは錆びたりして動きが鈍くなったりするぐらいかなぁ。そんときは556でもさしときゃすぐ直りまっさ。

   
アクセルワイヤー
アクセルワイヤーには2種類あって、オープン側とクローズ側とかいいます。名前はどうでもいいんだけど
クラッチワイヤー

 

アイドリングの調節

バリオスのアイドリングは1500±50rpmと決められています。別にそれにあわせんと不具合があるわけじゃないと思うけど、低いとエンストしやすいし高いと燃費が悪そうなんでしっかりと合わせておきましょう。方法もとっても簡単なんで。   

矢印のモノが調節ネジです。向かって右向きに回せばアイドリングが高めに、左に回せば低くなります。バリオスの調節はたぶんどのバイクよりも簡単なんで慣れてきたら信号待ちの間に見なくても代えられるようになりますw

ポイントは暖機運転がしっかり終わってからきっちり調節しましょう。始動時よりも暖まってくると回転数は上がるので。最初1500ぐらいに合わせて、暖まったら再度調節するようにしましょう。

写真にワイヤーが写ってないのはきにしないこと!

 

レバーの調節

以外と軽視しがちなレバーの調節。これだけで手の小さい人や大きい人にほぼ対応できますし、はたまた遊びや握りしろを好みに合わせることもできます。まぁ一度やってみ?ワイヤー調節より簡単だし
ブレーキレバー
こいつが調節ネジ(?)
普通は2番に設定されてます。番数が小さくなるにつれて遠くなります。
つまり1番が一番遠くなります。
やり方にはコツってかポイントがあってまず、レバーを一番遠くまで=前に押します。
それからコレを回してやれば簡単に動きます。
それぞれに穴があるのできっちりとレバー側と合わせましょう。
お好みの位置に合わせてください。
手の小さい人は大きい番数に、大きい人は小さい番数に。
ブレーキは遊び位置の変更はできないので
どこでしても効く場所は一緒になると思う…
クラッチレバー

 

ペダル調節

まぁコレもレバーと一緒で好みの問題ですが、どうも足首が痛くなるとかついついブレーキを踏んだまま走ってるだとか言う人にはぴったりです。教習所では一応ペダルの上に足を置くよう習うのでそのようにしたければできますよ
チェンジペダル
photo そのうちアップします
ブレーキペダル
photo

ほかこっちにもMini知識がw